サーバ システム
各社製品
IBM
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System z (System z9) (旧eserver zSeries、旧System/390) IBMの汎用コンピュータシリーズ。
- プロセッサ(PU:Processor Unit)は独自。
複数のPUと、キャッシュ・メモリー、メモリー、I/Oへのインターフェースなどの複数のチップを集約したマルチチップ・モジュール(MCM)の形で実装され、MCMは、更にプロセッサー・ブックと呼ばれるユニットに収められる。 プロセッサー・ブックは、モデルによって搭載されるPU数などの仕様が異なっている。 System z9 Enterprise Class では、最大4個の Enterprise Class 用プロセッサー・ブックを搭載できる。 また、System z9 Business Class では、最大8個の Business Class 用プロセッサー・ブックを搭載できる。 - システム・アーキテクチャーは、z/Architecture。
- OS は、Linux on System z, z/OS, z/VM, z/VSE, OS/390 をサポート。
特徴:
- システム/360 の 24ビット アプリケーション は、一部例外を除き 修正なしで動作する。
- システム/390 の 31ビット アプリケーション は、z/Architecture 上で完全互換。
- 最大54個のプロセッサユニット(PU)を搭載し、32台を広域クラスタ構成可能。
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オフコン(※解説↓)
IBMのオフコンシリーズ
- CPUはPower5 プロセッサ(※↓)。
- システム・アーキテクチャは、独自アーキテクチャ。
- OS は、TIMI技術(仮想化技術)により、Windowsを含む多様なOSで動作可能。
i5/OS(旧OS/400)、Linux、AIX(IBM独自のUNIX互換OS)、Windows をサポート。
特徴: - TIMI技術(仮想化技術)により、ハードウェアの実装を変更してもOSを含めたソフトウェアをそのまま動作させることができる。
- LPAR機能が導入され、一つのマシンを論理的に複数に分割して使用することができるようになっている。
各パーティションにはシステムリソース(メモリ、ハードディスク容量、CPU時間)を割り当てられ、それぞれにOSが動作する。
- 仮想記憶のメモリ管理技術として単一レベル記憶 (SLS; single-level store) を採用している。
記憶装置全てを、アプリケーションに対して主記憶と補助記憶の区別を意識させずに、一つの巨大なアドレス空間で管理する。
- 汎用機として初めてアメリカ国家安全保障局(NSA)から C2 レベルのセキュリティ認証を受けている。
System p (p5) (旧eserver pSeries、旧RS/6000)
IBMのRISC/UNIXベースのワークステーションとサーバのシリーズ。
- CPUはPower5 プロセッサ(※解説↓)。
- システム・アーキテクチャーは、Powerアーキテクチャー。
- OS は、AIX(IBM独自のUNIX互換OS)と(最近では)Linux をサポート。
特徴: - LPAR機能が導入され、一つのマシンを論理的に複数に分割して使用することができるようになっている。
各パーティションにはシステムリソース(メモリ、ハードディスク容量、CPU時間)を割り当てられ、それぞれにOSが動作する。(p5-595/590/570のモデルの対応構成でのみ、選択可)
- ダイナミックLPARにより、ある区画の負荷が高くなったときに、システムを停止させることなく、別の区画のリソースを再割り当てすることができる。(AIX 5L V5.2/V5.3とSLES9でサポート)
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IAサーバ(※解説↓)
System x (旧eserver xSeries、旧NetFinity)
IBMのPCサーバ。
- CPU は、Intel 64 互換 プロセッサ(※解説↓)。
- システム・アーキテクチャーは、x86アーキテクチャー。
- OS は、Windows と Linux をサポート。
特徴:
- IBMのサーバ製品のラインナップの中ではエントリークラスにあたる製品。
- 部門毎におかれるファイルサーバとしての用途が多い。
- 障害を事前に検知できる機能がある。
- 市場的に見ると信頼性が高く評価も高いらしい。
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Fujitsu(富士通)
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サーバ製品 < http://primeserver.fujitsu.com/ >
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| 富士通の分類 |
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| メインフレーム(※解説↓) | UNIXサーバ | IAサーバ(※解説↓) | 一
般 | メインフレーム | GS21 シリーズ(※↓)
PRIMEFORCE シリーズ(※↓)
SURE SYSTEM 7000 シリーズ(※↓)
| - | - | 的
な | エンタープライズ モデル | -
| SPARC Enterprise(※↓) PRIMEPOWER(※↓) S series(※↓)
| PRIMEQUEST(※↓) PRIMERGY 6000(※↓) PRIMERGYシリーズ(※↓)
| 分
類 | ミッドレンジ モデル | - | SPARC Enterprise(※↓)
PRIMEPOWER(※↓)
S series(※↓) | PRIMEQUEST(※↓) PRIMERGY 6000(※↓) PRIMERGYシリーズ(※↓)
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| エントリー モデル | - | SPARC Enterprise(※↓)
PRIMEPOWER(※↓)
| PRIMERGY 6000(※↓) PRIMERGYシリーズ(※↓) |
メインフレーム(※解説↓) GS21 シリーズ(旧GS8000シリーズ、旧FACOM Mシリーズ) - IBM S/370ベースの汎用機
富士通のメインフレーム。
- CPU は、富士通製CMOSプロセッサ。
- システム・アーキテクチャーは、独自アーキテクチャ。
- OS は、「OSⅣ/MSP」,「OSⅣ/XSP」をサポート。
特徴:
- CPU、主記憶装置など主要ユニットを1枚のシステムボードに搭載することにより、各ユニット間の距離を短縮し、より高速なデータ転送を実現するとともに装置、筐体の小型化、省電力化。
- CPUチップへの二次キャッシュメモリを内蔵、論理部の三重化回路の適用拡大や、インタフェース部へのECC機構の幅広い採用などによる、高性能・高信頼化。
- オープンネットワークアダプタ(ONA)によるギガビットイーサネットを標準装備。
-
オープンシステムとの連携機能や性能・信頼性をさらに強化したソフトウェアパッケージ「Global System Software 21 internet extension (GSS21i) V20」を提供。
メインフレーム GS21 / PRIMEFORCE(プライムフォース)< http://globalserver.fujitsu.com/jp/ >
GS21 900, 500, 600, 400, 200Aモデルグループの主な仕様[IBIS# アイビスインターナショナル]
GS8900, GS8800, GS8500, GS8300モデルグループの主な仕様[IBIS# アイビスインターナショナル]
メインフレーム「GS21シリーズ」とUNIXサーバ「PRIMEPOWER」およびIAサーバ「PRIMERGY」を一体化したハイブリッドサーバ。 - CPU は、富士通製CMOSプロセッサ(メインフレーム部分)。
- システム・アーキテクチャーは、独自アーキテクチャ(メインフレーム部分)。
- OS は、「OSⅣ/MSP」,「OSⅣ/XSP」をサポート(メインフレーム部分)。
特徴:
- CPU、主記憶装置など主要ユニットを1枚のシステムボードに搭載することにより、各ユニット間の距離を短縮し、より高速なデータ転送を実現するとともに装置、筐体の小型化、省電力化(メインフレーム部分)。
- CPUチップへの二次キャッシュメモリを内蔵、論理部の三重化回路の適用拡大や、インタフェース部へのECC機構の幅広い採用などによる、高性能・高信頼化(メインフレーム部分)。
- オープンネットワークアダプタ(ONA)によるギガビットイーサネットを標準装備(メインフレーム部分)。
-
オープンシステムとの連携機能や性能・信頼性をさらに強化したソフトウェアパッケージ「Global System Software 21 internet extension (GSS21i) V20」を提供(メインフレーム部分)。
- メインフレーム/UNIXサーバ/IAサーバを一体化したハイブリッドサーバで、以下のサーバを格納出来る。
- 富士通製 UNIXサーバ「PRIMEPOWER」
- 富士通製 PCサーバ「PRIMERGY」
- 富士通製 ストレージシステム「ETERNUS」
- 富士通製 ネットワークサーバ「IPCOM」
富士通のフォールト・トレラント・ノンストップシステム。 - CPU は、富士通製CMOSプロセッサ。
- システム・アーキテクチャーは、独自アーキテクチャ。
- OS は、「SXO」をサポート。
特徴:
- 豊富な通信機能。
- インターネット技術への対応。
- 高い安全性を持つネットワークの構築。
- 既存資産を変更せずに、ネットワークをIPネットワークに統合。
- サーバに分散配置された業務を自動選択。
- 業務処理分野への適用。
- 冗長化による連続運転の実現。
- 活性増設・交換などによる連続運転の実現。
RISC/UNIXサーバ
SPARC Enterprise(スパーク・エンタープライズ)
富士通製 SPARC/Solaris サーバ。
- CPUは、SPARC プロセッサ(※解説↓)。
- システム・アーキテクチャーは、SPARC アーキテクチャ。
- OS は、Solaris。
特徴:
- ミッドレンジモデルおよびハイエンドモデルでは、CPU、メモリ、I/O間や CPU/メモリボード、I/Oボード間を高速なクロスバースイッチ(※解説↓)で接続する事で、高速かつ遅延の少ないデータ転送を実現している。
- ミッドレンジモデルおよびハイエンドモデルでは、単にCPU数やメモリ容量を増やすことで、性能を向上させることができる高いスケーラビリティを実現している。
- 信頼性と高可用性確保するために、以下の様な対策を行っている。
- 主要コンポーネント(ディスク、電源、ファン等)は、冗長化されている。
- 主要コンポーネント(ディスク、電源、ファン等)は、活性交換(ホットスワップ)機能(システムを停止せずに部品を交換する機能)に対応している。
- CPUやメモリ、ディスク等でエラーが発生しても、OSをリブートすることなく、故障箇所を動的に切り離すことができる動的縮退機能(※解説↓)をサポートしている。
- 最下位モデルを除き、サーバの電源を異なる二系統の電源から受電することができる機能を搭載。
- 本体のCPUとは別のプロセッサで稼動するシステム監視機構を備えており、本体装置の状態を常に監視している(CPU・メモリ・PCIスロット、ファンの回転数、装置内の温度など)。
監視している情報は蓄積され、LAN経由でリモートからの監視や管理、E-mail で異常の通知を受け取る事も可能。
- ミッドレンジモデルおよびハイエンドモデルでは、ハードウェアパーティショニングをサポート。
1台のサーバを、物理的に独立した複数に区切る事ができる。 1CPU単位で最大24のパーティションに区切り、それぞれのパーティションでOSやアプリケーションを動作させる事が可能。
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PRIMEPOWER(プライムパワー)
富士通製 SPARC/UNIX サーバ。 - CPUは、SPARC プロセッサ(※解説↓)。
- システム・アーキテクチャーは、SPARC アーキテクチャ。
- OS は、Solaris。
特徴:
- CPU、メモリ、I/O間や CPU/メモリボード、I/Oボード間を高速なクロスバースイッチで接続する事で、高速かつ遅延の少ないデータ転送を実現している。
- 単にCPU数やメモリ容量を増やすことで、性能を向上させることができる高いスケーラビリティを実現している。
- 信頼性と高可用性確保するために、以下の様な対策を行っている。
- 主要コンポーネント(ディスク、電源、ファン等)は、冗長化されている。
- 主要コンポーネント(ディスク、電源、ファン等)は、活性交換(ホットスワップ)機能(システムを停止せずに部品を交換する機能)に対応している。
- CPUやメモリ、ディスク等でエラーが発生しても、OSをリブートすることなく、故障箇所を動的に切り離すことができる動的縮退機能(※解説↓)をサポートしている。
- ミッドレンジモデルおよびハイエンドモデルでは、サーバの電源を異なる二系統の電源から受電することができる機能を搭載。
- 本体のCPUとは別のプロセッサで稼動するシステム監視機構を備えており、本体装置の状態を常に監視している(CPU・メモリ・PCIスロット、ファンの回転数、装置内の温度など)。
監視している情報は蓄積され、LAN経由でリモートからの監視や管理、E-mail で異常の通知を受け取る事も可能。
- ミッドレンジモデルの最上位機種およびハイエンドモデルではハードウェアパーティショニングをサポート。
1台のサーバを、物理的に独立した複数に区切る事ができます。 1CPU単位で最大24のパーティションに区切り、それぞれのパーティションでOSやアプリケーションを動作させる事が可能です。 (富士通先頭へ↑)
S series(Sシリーズ)
富士通製 SPARC/Solaris サーバ。 - CPUは、SPARC プロセッサ(※解説↓)。
- システム・アーキテクチャーは、SPARC アーキテクチャ。
- OS は、Solaris。
特徴: (富士通先頭へ↑)
IAサーバ(※解説↓)
富士通の基幹向けIAサーバ(IPFサーバ)。
- CPUは、インテル Itanium 2 プロセッサ(IA-64互換CPU(※解説↓))。
- システム・アーキテクチャーは、x86 アーキテクチャ。
- OS は、「Windows」、「Linux」をサポート。
特徴:
- インテルCPUを採用するなど、低コスト化を図っている。
- 以下の様な対策により、信頼性の向上を図ると共に、ハードウェア故障による業務停止を防止している。
- メモリやチップセット、クロスバーなど主要ハードウェアの二重化と両系統の同期。
- 電源ユニット、冷却ファン、サーバ管理専用ユニットなど重要部品の冗長化とホットスワップ対応。
- ハードウェアによる仮想化機能として、PPAR(物理パーティショニング)と、XPAR(「拡張パーティショニング)を提供している。
- ソフトウェアによる仮想化機能として、PRIMEQUEST仮想マシン機能を提供している。
PRIMEQUEST仮想マシン機能は、Red Hat Enterprise Linux 5 の Virtualization 機能をベースに、富士通独自の付加ソフトウェアとサポートとを合わせて提供するもの。
ちなみに、Red Hat Enterprise Linux 5 の Virtualization 機能は Xen ベースなので、結局 PRIMEQUEST 仮想マシン機能 も Xen ベース。 (富士通先頭へ↑)
PRIMERGY 6000(プライマジー 6000)富士通のビジネス向けIAサーバ。
- CPUは、インテルXeonプロセッサ(Intel 64互換CPU(※解説↓))。
- システム・アーキテクチャーは、独自アーキテクチャ。
- OS は、ASP(富士通製ビジネスサーバ用OS)。
特徴:
- FACOM K シリーズの経営資産を、再構築することなく、そのまま継承することが可能。
- インテルCPUを採用するなど、低コスト化を図っている。
- オープン系ソフトウェアの動作、オープン系システムとの連携も重視し、Java実行環境の標準搭載、eコマースや携帯機器にも対応したWebコンピューティング機能、インターネットメールサーバ機能など、現在の業務システムに求められる機能が積極的に提供されている。
- システム・アーキテクチャおよびOSは独自のため、ウィルス感染などのセキュリティ上のリスクは事実上皆無。
PRIMERGYシリーズ(旧GP5000シリーズ)
CPUは、インテルXeonプロセッサ(Intel 64互換CPU(※解説↓))。 システム・アーキテクチャーは、x86 アーキテクチャ。 OS は、「Windows」、「Linux」(、「VMware」)。
特徴:
- x86 アーキテクチャのため、低価格。
- OS は、「Windows」、「Linux」で、オープン系システムとの連携もし易い。
- SAS HDDを標準搭載。
- リモートマネジメントコントローラをオンボードで標準搭載しており、遠隔地からのサーバ管理が容易に行える。
- Webブラウザで サーバの再起動、電源のON,OFFの設定できる。
- オプションのリモートマネジメント・コントローラのアップグレードにより、サーバの画面や、BIOS設定の表示、操作できる。
- 手元のPCのフロッピーディスクドライブや、CD-ROMドライブをサーバのドライブとして使用できる。
- ブレードサーバは、高機能KVMモジュールにて、遠隔操作できる。
- ラインナップには、ブレードサーバもあり、安価で高信頼なシステムを構築できる。
富士通ジャーナル 2005年12月・2006年1月合併号 PCサーバ「PRIMERGY」(プライマジー)
(富士通先頭へ↑)
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Hitachi(日立製作所)
Hewlett-Packard/HP(ヒューレットパッカード)
NEC
Panasonic(パナソニック)
Sun Microsystems
Toshiba(東芝)
Unisys(ユニシス)
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ハードウェアお問合せ < http://www.unisys.co.jp/inqsys/inquiry.html?selectType=hard >
メインフレーム
・ClearPath Plus Server シリ-ズ
ユニシスのメインフレームサーバ「ITASCA3000 シリーズ」と「Windows(NT系)」をシームレスに統合したハイブリッドサーバ。 メインフレーム部分のCPUは、ユニシス製CMOSプロセッサ。 メインフレーム部分のシステム・アーキテクチャーは、独自アーキテクチャ。 メインフレーム部分のOS は、「OS2200」または「MCP」。
- x86互換部分のCPUはインテルXeonプロセッサ(Intel 64互換CPU)。
- x86互換部分のシステム・アーキテクチャーは、x86アーキテクチャ。
- x86互換部分のOS は、「Windows(Windows Server 2003)」、「Linux(Novell SUSE Linux、Red Hat Enterprise Linux)」。
特徴:
・ClearPath Plus Server CS300Lシリーズ
ユニシスのメインフレームサーバ「ITASCA3000 シリーズ」と「Windows(NT系)」をシームレスに統合したハイブリッドサーバ。
- CPUはインテルXeonプロセッサ(Intel 64互換CPU)。
- システム・アーキテクチャーは、x86アーキテクチャ。
- OS は、「Windows(Windows Server 2003)」、「MCP」。
特徴:
- エミュレーションにより「MCP」を稼動するらしい。
Unisys Enterprise Server ES7000シリーズ Unisys Enterprise Server
ES3000シリーズ Unisys Enterprise Server rE5000サーバ
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用語解説